崖っぷちOLの人生やり直し日記

30代OLのブログ。働きながらMBAを取得中。学生生活と思考のログ。

消費とアクティビズム

 

f:id:caminodegogakuryugaku:20240501215529j:image

 

Hello♪👋👩

今年のGWは楽しめましたか?

 

2024年は、昇給率に対して、増税物価上昇率の方が高く、なおかつ大学院の学費が上乗せされるため、”財布の紐を固く”して生活しているMiwaです。😂

 

具体的には、支出を「必需品」と「ゆとり費」に分け、特にゆとり費に関しては、よく吟味してから購入する(衝動買いや安物買いの銭失いを避ける)というのを心がけているくらいですが。👍💰

 

以前にも紹介したことのある佐久間祐美子さんの著書「ピンヒールははかない (幻冬舎単行本)」ですが、この本に出会って以降、彼女の著書やPodcast(現在は更新を停止中?)を聞くにつれ、彼女の発信する情報に魅かれていくようになっていき、

 

以降、

ヒップな生活革命 (ideaink 〈アイデアインク〉)

Weの市民革命

などを次々と読み進めていくようになりました。

 

彼女はいわゆる”アクティビスト”

 

アクティビストというのは、「積極行動主義」のことで、社会的あるいは政治的変化をもたらすために特定の思想に基づいて行動する人のこと。(引用:wekipedia

 

株式投資の世界でいうところの「物言う株主」みたいな感じ。

つまりは、「黙ってたってわからないから、自分の行動で示そうよ!」ってこと。

 

昨年の夏、MBAでヒト系科目の授業を受けた後のランチで、クラスメイトとフェミニズムの話になったことがあって、

 

ことの発端は、映画「バービー」を見た友人が、今年観た映画の中で1番良かった!なんて発言をしたところから始まったのですが、話題はそこから、企業での女性管理職登用についてに移っていき、テーブルは大盛りあがり!

 

私は正直、バービーをそもそも観ていない(子供向け映画と思っていて興味がなかった)のと、フェミニズムや女性の社会進出(参画)について会社の上司と話した時の嫌な思い出があったというのもあり、そのディスカッションには加わらず、遠巻きに話を聞いていました。

 

その時に感じたのは

・討論に積極的に参加しているのは主に欧米陣(たしかアメリカン)

・日本人メンバーはたまに当たり障りのないことを発言する人はいるものの、全体的に遠巻き(特に日本人男性は一言も発さず)

・欧米人男性は教授のみだったこともあり、全面的に女性の社会進出を積極推進派

 

ま、私もだんまりを決め込んでいたので、人のことは言えないんだけれども、なんていうか、そこに社会の縮図を見た気がしました。

 

英語クラスで授業を受けていると、「なんで日本人はこうなんだ!?」みたいな議論でディスカッションが白熱することがよくあります。

 

例えば、企業の変革スピードの遅さや、”根回し”文化について、など。😂

 

これ自体は、私も日本人でありながら日系企業に対して常日頃から感じていたことなので、面白いな〜と思いながらディスカッションに参加(できそうな話題の時のみだけど)するのですが、今回は違いました。

 

フェミニズム

 

これは、日本で触れにくい話題の1つだと思っていて、ここ10年くらいは、ジェンダーギャップを無くそうという社会の動きもあって、(本当は心にも思っていないであろう)企業のお偉いさん達さえも、女性管理職の登用に積極的に動いてきたのだとは思います。

 

それでも、日本は、世界のジェンダーギャップランキングで146カ国中 125位に選出されるくらいなので、この格差はまだまだ残っているそう。(特に政治分野)

 

www3.nhk.or.jp

 

これに関しては、男性管理職が〜というよりは、まだまだ男性に経済的に甘えたいと思っている女性がいることも、推進のストッパー要因だと思っていますが、まあそれはまた別の話ということで。

 

ここで私が言いたいのは、

こういう時に黙っているから、ダメったんじゃないか?ということ。

 

日本には「雄弁は銀、沈黙は金」なんて言葉があるのだけれども、

発言というのは責任であり、沈黙とは責任の放棄でもあると考えています。

 

穏便に、ことを荒立てずに〜と会議で沈黙を続け、その後の飲み会(上司の帰った二次会)で会議の愚痴をたらたら話している人をよく見かけるけれど、

 

何かを変えたいと思えば、あるいは、変えずとも何かに不満を持つのであれば、それはやはり”自分の行動を変えなくてはいけない”のだと、改めて感じました。

 

文字にしてみれば当たり前のことを言っているのですが、改めて思い返してみると、それが全然できていない自分に恥ずかしくなりました。💦

 

たとえ間違っていても、そして授業中でなくても(笑)、自分の行動や発言で自己表現をしようと改めて誓いをたてた昼下がりでした。

 

最近、私はファッションや持ち物、部屋、肩書きなどで個性や自己表現をしようとしていましたが、それは個性を少し履き違えていて、

 

本当の自己表現とは「内面」つまり「発言内容」なんだよな、と心底反省しました。

 

あれから1年近く経ってみて、やっと自分の中で考えがまとまった(?)ので記事にしてみました。

 

選挙の一票、発言の一票、消費行動(物の消費)の一票

 

いずれもひとつひとつは小さな一票ではありますが、

政治家というのは有権者から得票するために活動するものですし、

発言は、めぐりめぐって世論になります。

 

そして、企業活動は消費者のニーズを追い求めるところから始まります。

 

そう意識してみると、自分の日々の行動を、より内省し、洗練させることが、世の中をよくすること、そして小さな目線では節約にも通じるところがあるのだと思いました。

(最後の最後で話の規模が小さくなった😂)

 

ただ節約しようと思うと、心が荒んでいくので、

私はこれから「自分が支持する製品や会社に一票を投じる」イメージで暮らしていこうと思います。

 

これが私の(ささやかな)消費に対するアクティビズムです。笑

 

みなさんにとって、大切なものはなんですか?

それに対して、日々行動していますか?

小さなことでもいいので、自分の考えを行動で示せるプチ・アクティビストになりましょう🎵👍

 

ここまで長文を読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

▼佐久間さんの記事はこちら。力強い文章と、知性と遊び心のバランスが絶妙で痛快!

kompass.cinra.net

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このブログは、30代シングルOLのMiwaが、冴えない自分を変えるために、

様々なことに奮闘する日々を綴った記録です。

▶︎はじめにご覧ください:自己紹介

 

▶︎過去記事 > MBA・学生生活

 英語MBAの比較

 良い成績を残すには?

 MBA入学1年後の振り返り

 海外在住者が教育訓練給付金を受け取るには 

 ミッドキャリアの選択

 

▶︎過去記事 > 仕事・習慣化

 努力が報われないときの心得

 タイムマネジメントのコツ 

 運動習慣をつける(習慣化のコツ) 

 ミッドキャリアの選択 

 幸せの青い鳥はどこにいる?〜自分探しの果て〜 

 

▶︎過去記事 > 読書記録

 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 

 『ロンドンならすぐに恋人ができると思っていた』

 『北欧こじらせ日記』

 『正欲』