Hello, everyone!
Miwaです。
昨年10月にグロービス(単科受講)に通い始め、早6ヶ月が経ちました。
いや、本当あっという間でした!
私のブログの中では、MBA入学先を決めるときに書いた記事が人気記事なのですが、
実際に通い始めてみて分かったことが幾つかあったので、改めてまとめてみることにしました。
<目次>
学校選びで重要視したこと5選
▼当時の記事はこちらです。
入学先を決めるときに、私が重要視していたのは以下の5つのポイントでした。
①働きながら通える
②ビジネススキルの向上
③英語力の向上(特にスピーキング)
④ネットワーキング(思い出作りを含む)
⑤キャリアや学歴にプラス
これらの条件が、実際にMBA入学後にどう変わったのか?
あるいは実際入ってみたらどうだったのか?(実際に重要だったのか、それともそんなに重要視すべきでないことだったのか)
この辺についてまとめていこうと思います。
①働きながら通える
MBAを取ろうと思った人が、まず考えるのが
”国内で取るか、海外の大学にするか”
”仕事を続けながらとるか、仕事をやめてフルタイムで取るか”
この辺だと思います。
私の場合は、年齢的に30代半ばだったため、仕事を辞めるリスクを冒してまで海外の大学院に行くメリットを見出せず。(平日夜間も無理)
”国内で週末通学で取得できるMBA”
これが絶対条件でした。
国内MBA、週末通学、英語で授業を受けられる、現時点の英語力で入学できる可能性がある、できれば通学制
これらの条件を満たしていたのが、以下3校でした。
・グロービス経営大学院(通学は東京校のみ、オンライン有り)
・ボンド大学ーBBT(オンライン+現地校のスクーリング)
・マサチューセッツ州立大学Lowell校(完全オンライン)
私のMBA選びは、この3択のうち、どれにするか?
ここを深掘りするところから始まりました。
ちなみに、日本で取得可能な海外MBAという意味では、英国ウェールズ大学もありましたが、授業が日本語で行われるため対象外になりました。
その他、英語力に自信がある方なら、英国オープン大学やウォーリック大学などの”日本人向けにアレンジされていない”、普通のオンラインMBAという選択肢もあります。
私の場合は、入学までに準備時間を設ける余裕がなく、「現時点の英語力で何とかなる」ことが条件だったため、こちらも同様に除外しました。
②ビジネススキルの向上
基本的にはどこのMBAに入っても、多少の違いはあれど、学べる内容はほぼ同じだということがわかりました。
講師がだれか?とか、どんな授業カリキュラムなのか、何が学べるのか?ではなく、MBAで学んだことをどう活かすか、は自分次第だと思います。
そのため、大学選びの際に気にしていた「②ビジネススキルの向上」は、どこを選んでも自分次第、かなと思います。
また、当時、その学校のカリキュラムが国際認証されているかどうか?を意識していましたが、今はあまり気にしなくてもよかったなと思っています。
この辺はまだMBAを取得していないし、転職活動や昇進をしたわけではないので、国際認証の価値がどうキャリアに響くか理解できていないだけかもしれませんので、また時間が経過した後に、もう一度記事にしたいと思います。
③英語力の向上(特にスピーキング)
ここは、学校選びに大いに関係すると思います。
というのも、英語力には「書く、読む、話す、聞く」の4つのスキルがあり、どれを使うかは、各英語MBAの受講スタイルによって、大きく影響を受けるからです。
先ほどでてきた3校でも、「書く&読む&聞く」はどこも要求されるので、どの学校に入っても同じくらい伸ばすことができると思いますが、「話す」力については、グロービスでよかったと感じました。
その理由には「受講スタイルの違い」があげられます。
基本的に、グロービスの場合は、授業自体が”ディスカッション”ベースで進んでいきます。また、その際の発言内容や回数が成績に影響するため、おのずとスピーキングの機会を稼ぐことができます。
さらに、通学制の場合、クラスメイトとの交流も英語となるため、スピーキングの機会を増やそうと思えば、十分に増やすことができるのが強みです。
ボンド大学とUmassの場合は、卒業生のブログを読む限り、ディスカッションは掲示板上で行われているようでした。
もちろん、ディスカッション形式だと、自分で熟考した上で発言するので、質の高い討論ができたり、英語が苦手でも発言しやすかったりのメリットがあるため、一概にどちらがいいとは言えません。
しかし、私の場合は、ググりながら英文ビジネスメールをやりとりしたり、英論文を読むことはすでにできるので、どちらかというと、リアルタイムの”瞬発力”が求められる英語コミュニケーション力を伸ばしたかったので、場数が踏めるグロービスが実践的でよかったかなと感じています。
あとは、完全に身内贔屓の発言にはなりますが、全コースを英語で受講できるグロービスとボンド大(どちらも一定量の単位までは日本語クラスでも受講可能)と比較して、Umassの場合は、受講カリキュラムのうち基礎科目は日本語で受ける必要がある(レポートは英語)ため、相対的に卒業までに触れる英語の使用量が少ないかなーと感じたのと
ボンド大学の場合は、生徒が(ほぼ全員)日本人らしいので、仮に友人関係になったり、飲み会が開かれたときに、日本人同士であえて英語で話したりはしないかなと思い、この点も、外国人の生徒(日本語がわかる人と、あまり得意でない人が混在)と英語でコミュニケーションをとらざるをえないグロービスでよかったなと思います。
<注意>上記はあくまでも、卒業生のブログやHPを参考にした私の主観的評価です。
ビジネススキル同様、英語力に関しても、自分がその場をどう活用するか、で大きく伸び方が左右すると思います。
④ネットワーキング(思い出作りを含む)
これも自分次第ではありますが、やはりなんだかんだ言ってリアルに会えることは大きいと思うので、通学型のグロービスにしてよかったと思います。
完全にオンラインで受けた場合は、上記3校は、どれも似たりよったりかなと思います。
↑勉強合宿型のスクーリングがあるボンド大学が頭1個飛び出てるかな、という感じですね。卒業までに8日間×2回あるそうなので、一生の思い出になりそうですね。
私は、MBA通学に、留学コンプレックスの解消(と、海外に住みたい願望)を求めているため、プチ留学気分を味わえるグロービスで正解でした。
⑤キャリアや学歴にプラス
これも完全に自分次第ですね。
気にするべきは、国内MBAか海外MBAなのか、や、取得時の年齢の方が影響が大きそうです。
当初は気づかなかったチェックポイント
逆に入ってからわかる、メリットやデメリットもありました。
- 受講のしやすさ、振替授業があるか、授業動画が見られるか
- 授業の受講ペース、履修可能期間
- 利用可能な施設やシステム、サービス
- 単位認定がテストか、レポートか
などなど。
受講のしやすさ、振替授業があるか、授業動画が見られるか
社会人学生ですから、週末通学といっても、なかなか毎回受講できるものではありません。
グロービスの場合、1科目に6回の授業がありますが、そのうち1〜2回が出張や仕事で潰れることなどザラにあります。
クラスメイトも、だいたい毎回何人かは不在のまま授業が進んでいきます。
もちろん、振替受講もできますが、グロービス(英語・通学制)の場合は、その振替授業は別の期の開校科目となるため、休んだ分だけ成績からスコアが引かれてしまいます。
ボンド大やUMass、グロービス(オンライン)だと録画配信が見れるらしいですが、通学制の英語クラスでは出来ないので、ちょっと不便かなと思いました。
※補足;クリティカルシンキングなどの受講生が多いクラスだと、同じ学期に2クラス開講されることもあり、この場合であれば振替授業が可能です。
もっと生徒数が増えてグロービスの日本語クラスのように、同じ期間に常時複数開講されるようになるとありがたいですね♪^^
授業の受講ペース、履修可能期間
これはグロービスでよかったと思います。
他の学校のことはあまり詳しくないのですが、いまの受講ペースがちょうどいいです。
いま、3ヶ月で1科目(授業は隔週1回。将来的には2科目にして週1通学の予定)を受講して、4年かけて卒業しようと考えているのですが(笑)、こののんびりペースが英語力のない私にはありがたいです。
クラスの開校頻度は、大学によって異なり、毎週授業があってもっと短期スパンで進む学校があるそうです。(名商大などは、毎週土日にクラスがあり、2週間で1科目すすめるそう)
私は、学んだことを消化するのに時間がかかるタイプで、なおかつ、未消化のままどんどん新しいことを詰め込まれるとパンクするタイプ(頭の切り替えが下手)なので、いまののんびりペースがありがたいです。
グロービス含むオンラインMBA3校は、どこも履修期間を2〜5年と人によって伸ばせる制度があるので、既存大学が提供するMBAよりも社会人にとって通いやすいシステムを取っていると思います。
利用可能な施設やシステム、サービス
これもオンラインと通学制(実際のキャンパスがあるかどうか)で使えるシステムやサービスの量が変わりますね。
ボンド大学やUMassの場合は、基本はオンラインのため、使えるシステムやサービス(たとえば図書館など)がすべてオンライン上で用意されています。
それに対し、キャンパスをもつグロービスの場合は、オンライン上のシステムもありますが、実際のキャンパスの施設(自習室や図書館)を使えるのがありがたいです。
大阪校に通う友人は、新大阪駅が最寄りのため、図書館感覚で勉強しに行っているそうです。私は、自宅から麹町までが遠いため、わざわざ勉強のために学校に行くことはないですが、授業終わりに次の予定までの時間を自習室で勉強して過ごす、なんてこともできるのはキャンパスのあるグロービスならではのメリットだと思いました。
単位認定がテストか、レポートか
グロービスは、単位認定や卒業に関して、基本的にはテストがありません。
一方、ボンド大はテスト(1回に3時間の一発勝負)があるそうです。
(ごめんなさい、UMassは情報源が見つからずわかりません)
私はコツコツ努力型で、あまり瞬発力がないタイプなので、単位認定が、自分のペースでできるレポート式なのはありがたかったかなと思っています。
まあ、慣れの問題だとも思いますけども。失敗のしづらさはありますよね、レポートの方が修正が効くし。
グロービスとボンド大学は、単科受講可能なので、迷うのであればトライアルとして1科目ずつ受けてみて、自分に合う方を選ぶのも良いと思います。
授業時間と卒業に必要な科目数
入学前は気づかなかったのですが、1回の授業の時間(グロービスは3時間、ボンド大学は2時間)、卒業に必要な科目数(グロービスは24〜25科目、ボンド大学は18科目)など、結構違いがあるなと思いました。
正直、3時間はなかなか長いな!と感じることもあるのですが、これだけ時間枠を取ってもらえるからこそ、ディスカッションや授業中の質問などにも納得がいくくらい時間をかけて教えてもらえるので、ありがたい話ですね。
↑聞く側はいいですが、3時間話しっぱなしの先生は、大変だなと思います。😅
あと、聴講できる科目数が多いのもありがたいですね。
それだけ卒業までにかかる労力が多くて、大変は大変だと思いますが、その分同じくらいの学費をかけるのであれば、学びが多いに越したことはないので、お得さを感じます。(笑)
早くサクッとMBAが欲しい人であれば、一番必要科目が少ない大学を、より多くの知識を吸収したいならば科目数が多いところを!という感じですね。ちなみに、1科目あたりの単位数も大学で異なるため、卒業認定単位を必ず科目に換算してカウントしてくださいね!
お得さという意味では、グロービスは国内大学のため、教育給付金の対象でもあるので、3校の中ではコスパは一番良いと思います。(ボンド大とUMassは、海外の大学のため、給付金の対象外)
▼この辺は、過去記事もご参考ください。
結局、学校選びは何を重視すべきか?
結論:MBAを通じて何がしたいか?で選ぶべき
どの学校も、入試の際に英文エッセイの提出が求められますが、その際に、このテーマで志望動機を書くことになります。
この志望動機こそが、どの大学に入学すべきか、に直結するテーマだと思います。
私がしたいことは、
①体験と思い出(ネットワーキング):なんちゃって留学体験やキャンパスライフをもう一度楽しみたい、新しい友人が欲しい、海外スタイルの授業を受けてみたい
②英語力の向上、特にスピーキング:ライティング&スピーキングスキルを伸ばしたい。気軽に英語でコミュニケーションできるようになりたい。
③仕事のパフォーマンスを上げたい:覚えたことを都度仕事でアウトプットして定着させたいので、短期集中履修型よりも、のんびり履修したい。関連書籍も読みたい。
授業もしっかりやりこみたい。
④人生をまるごと変えたい、生まれ変わりたい:MBAを通じて、思考、意識、行動の変化を起こしたい。学びを消化したり、実行するにはそれなりに時間も必要。卒業までに時間がかかってもいいから、自分のペースで受講できる学校がいい。
上記を重要視すると、私の場合は、やはりグロービス(東京校)の通学制一択で間違いなかったと思います。
以上。
だいぶ長くなっちゃいましたが、入学して半年たったMBA生のひとつの知見として、MBA選びの参考にしていただけたらと思います。
長くなりましたが、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
ではまた!👋😊
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