こんにちは、崖っぷちOLことMiwaです。
私は現在、週末にMBAを取得するためにマネジメントスクールに通っています。
先日受講が終了した「リーダーシップ・組織行動学」の中で、リーダーとなる人は、コミュニケーション力やセルフコントロール力が必要だと学びました。
しかしながら、私はHSP気質(※)を持ち合わせていて、尚且つ診断こそはされていないものの、今流行りの(笑)発達障害も少し持ってるんじゃないかな〜と自覚しているため、この”ヒト”系の科目に苦手意識があります。
※HSPとは、Highly sensitive personの略で、周囲の出来事に過剰に反応してしまうセンシティブな人を意味します。(繊細さん、なんて呼ばれ方もしています)
また、職場のチーム内にも、同じような発達障害グレーゾーンだと思われる人がいることもあり、みんなで支えあってチームビルディングをしていく必要を感じています。(大学時代から、この職業はうつ病とコミュ障が多いと言われ続けてきたので、あながち間違いではないはず😇)
ちなみに、精神科医のゆうきゆう先生によると、発達障害と健常な人の境というのは、明確に線引きすることができないそうで、置かれた環境や経験、年齢、ライフテージなどで、生活への支障度が変わるそうです。
昨今、発達障害の本がたくさん出版されているのも、こういった生きづらさに悩む人がそれだけ多いということだと思います。
また、個人的には、こういうスキルのバランスって、RPGのゲームでいうと、バランスが良ければいいほど凡人キャラ(=使えない)になりがちで、攻撃力に特化した「剣士」タイプ、体力はないけど魔法が使える「魔術師」タイプ、全体的に能力が低いけど回復魔法が使える「聖職者(ヒーラー)」タイプなど、さまざまなメンバーがいてお互いに助け合うことで、勇者のパーティーって成り立っていると思うんですよね。
それに、何でもできる万能型の勇者だって、ひとりでは世界を救うことができないから仲間を集めるわけですし💡
ダイバーシティの時代ですし、ここはひとつ、発達障害なんて響きの悪い言葉は使わずに、「スキル特化型」のようなポジティブな呼び方をしていきたいですね。😂
前置きが長くなりましたが、今回はこの「コミュニケーションスキル」について、これから身につけていきたいと考えているポイントを自分への備忘録も兼ねてまとめてみました。
①「怒る」ことは悪いことではない。
怒りは、自分と周囲とうまくやっていくために必要な感情。
怒りには「原因」がある。
その原因を改善するためには、「伝える(アサーション)」ことが必要。
② 基本は聞き役に徹する
伝えるのが苦手ならば、聞き役に徹するのもありです。
基本は、「相手:自分=7:3」のつもりで。
それでは話手は、自分の話した量を過小評価することが多いので、実際は半々くらいの割合になっていると思います。
③ 完璧に伝えようとしない
理想が高いと、現実とのギャップに苦しむことになる。
最初は、うまくできなくても「とりあえず伝わればOK」と考える。
完璧に自分の思いを伝えようとしない。
④ 伝えるときは要点をひとつに絞る
人間は一気に色々なことを伝えられると、聞いたことをうまく処理しきれません。
そのため、伝えたいことがあるときは、ある程度要点を絞って伝えた方が、相手に理解して貰えやすいです。
要点をいくつかに絞って、ロジカルに伝える方法もありますが、初心者はまず、一番重要な1つに絞って伝えることがはじめるといいでしょう。
また、話し始める前に、一呼吸おくことと、できるだけゆっくりと話すことを意識するとさらに相手に伝わりやすくなります。
ちなみに、伝えるときは、PREP法もしくはDESC法、SDS法などのフレームワークを駆使すると良いでしょう。
PREP法:ビシネスシーンのプレゼンや営業提案に向いている。
例:結論→理由→具体例→結論(まとめ)
SDS法:報連相の「報告」で用いる手法。PREPの簡易版。
相手から理由を求められたら、PREPを参考に理由と具体例を述べればOK。
長い話を聞けない上司におすすめ。
例:要点→詳細→要点
DESC法:相手から納得感を引き出しやすい。交渉や人間関係の構築に向く。
例:相手の状況を描写→自分の気持ちを説明→相手にしてもらいたいことを
提案→相手にどうするかを選んでもらう
⑤ 断る基準をつくる
なんでも受け入れていたら、時間がどれだけあっても足りない&ストレスがたまります。
私も頼まれた仕事を何でも受けていたら、自分の本来の仕事をする時間がなくなり、そのせいで心の余裕がなくなり、常にイライラ。。。結果的に人間関係もギスギスしがちになってしまいました。
ここまでは受ける(許す)けど、これ以上は断る(嫌だと伝える)。
そんなラインを予め作っておくと良いでしょう。
許す・許せないのラインは、その出来事が起こった時に心の中にモヤモヤが残ったときがひとつのサインです。
いかがだったでしょうか?
今回ご紹介したのは、さらに上をいくためのスキル!というよりは、
まずは日常生活を滞りなく過ごすための当たり障りのないスキルになります。
そのため、今まで生きづらさを感じたことがない方や、コミュ力に自信がある方にとっては、”今さら感”がある内容だと思います。
でも、10代20代はなんとなく周りの支えや慣れもあって、自分はコミュ力があると思っていた人も、歳を重ねて役職についたり、転職や転勤をして周囲の環境が変わるなどのふとしたタイミングで、
「あれ?私ってこんなにコミュ力低かったかな?」とか、「部下(新卒)との接し方がわからない」といったことで悩むタイミングって、誰にでもあると思います。
リーダーシップ学の中でも、リーダーシップがうまく発揮されるときというのは、条件があって、それのどれかが欠けたときに、自分の今までのやり方を見直さなくてはならない、ということを習いました。
今、私は、その局面に直面しているのだと感じています。
昨日より今日が、今日より明日がより良い1日になるために、このブログの内容がみなさんのお役に立てることを祈っています。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
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